不動産における抵当権、債権者と債務者の違い、登記やメリット・デメリットについてです。
目次
不動産の抵当権とは?
抵当権(ていとうけん)【mortgage】
不動産を担保に、債権者が債務者に貸したお金を返済してもらえない場合に、不動産を競売にかけて売却し、その代金から優先的に返済を受ける権利。
債権者と債務者とは?
債権関係において
債権者(さいけんしゃ)【creditor】
- 債権を有する者。
- 特定の人に対し金銭の支払いや一定の行為(給付)の要求、並びにそれを受領したり、保持できたりする権利を持つ者。
- モノの売り買いの場合は売主、ローンの場合は銀行など。
債務者(さいむしゃ)【debtor】
- 債務を負う者。
- ある者が特定の人に対して一定の行為(給付)をすることを内容とした義務を負う者
- モノの売り買いの場合は買主、ローンの場合は契約者など。
を指します。
抵当権のメリット・デメリット
抵当権は、住宅ローンや事業用ローンなどの借り入れの際に、融資を受けた不動産に設定。
債務者が返済を滞納した場合、抵当権者は抵当権を実行して不動産を競売にかけ、その代金から返済を受けることができます。
- メリット
債権者にとって、債務者が返済を滞納した場合に、他の債権者に先んじて返済を受けられる。 - デメリット
債務者にとって、返済を滞納した場合に、不動産を失うというリスクがあります。
抵当権の2種類
- 普通抵当権
住宅ローンや事業用ローンなどの特定の債権を担保とする抵当権。 - 根抵当権
不動産投資ローンなどの複数の債権を担保とする抵当権。
抵当権は、登記によって効力が生じます。
抵当権の設定や抹消は、司法書士に依頼して手続きを行います。
注意点
抵当権は、登記によって効力が生じる
- 不動産を売却する際は、抵当権が設定されていないかどうかを確認することが重要。
- 抵当権が設定されている場合、抵当権の抹消登記を行う必要がある。
- 抵当権は、担保目的の債権が消滅すると効力を失う。
まとめ
不動産における抵当権、債権者と債務者の違い、登記やメリット・デメリットについてでした。
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