相続税とは?いくらかかるのか、計算方法やシミュレーターについての参考情報です。
目次
相続税とは?
財産を相続したときの税金
亡くなった人から各相続人等が相続や遺贈などにより取得した財産の価額の合計額が基礎控除額を超える場合、相続税の課税対象となります--- 国税庁
相続税の計算方法<基礎控除額>
「相続税の基礎控除額」が相続税がかかるか?の基準となります。
相続税がかかる人は全人口の約12人に1人(約8%)しかいません。
計算式
- 基礎控除額 = 3,000万円+(法定相続人の数×600万円)
- 課税遺産総額=正味の相続財産 − 相続税の基礎控除額
A. 相続税がかからないケース <基礎控除額以下>
例)正味財産3,000万円、亡くなった方に妻と子供2人がいるケース
- 法定相続人: 3人(妻、長女、長男)
- 基礎控除額 4,800万円(=3,000万円+600万円 × 3人)
- 正味の相続財産: 3,000万円
このケースの場合
財産額3,000万円 < 基礎控除額4,800万円を超えないので、相続税は発生しません。
国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4152.htm
B. 相続税がかかるケース <基礎控除額以上>
例 正味財産1億円、亡くなった方に妻と子供2人がいる場合
- 法定相続人: 3人(妻、長女、長男)
- 正味の相続財産: 1億円
- 基礎控除額: 4,800万円(=3,000万円+600万円 × 3人)
課税遺産総額
1億円−(3000万円+600万円×3人)=5200万円
課税遺産総額=正味の相続財産 − 相続税の基礎控除額
課税遺産総額 5,200万円に対し「法定相続分」で各人の相続税を計算して合計します。
相続税の計算シミュレーター
相続税シミュレーターを使うと、相続税の参考にすることができます。
相続税 – keisan
https://keisan.casio.jp/exec/system/1385687786
相続性の税率表
相続税の金額に応じた税率表です。
相続税の課税標準 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1000万円以下 | 10% | – |
3000万円以下 | 15% | 50万円 |
5000万円以下 | 20% | 200万円 |
1億円以下 | 30% | 700万円 |
2億円以下 | 40% | 1700万円 |
3億円以下 | 45% | 2700万円 |
6億円以下 | 50% | 4200万円 |
6億円超 | 55% | 7200万円 |
まとめ
相続税とは?いくらかかるのか、計算方法やシミュレーターについての参考情報でした。
最新の情報は国税庁のサイトをご参考ください。
参考) 国税庁HP 財産を相続したとき
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