目次
BPS(ベーシスポイント)とは?
金利や利回りなどの数値を示すときに用いられる単位で、1%の100分の1に相当します。
例:
- 「金利が10bps上昇した」
金利が0.1%上昇したという意味になります。 - 「利回りが50bps低下した」
利回りが0.5%低下したという意味になります。
なぜBPSが使われるのか?
細かい変化を正確に表現できる
- 金利は、非常に小さな単位で変動することが多く、%だと小数点以下の数字になり、分かりにくい。
- 例えば
「金利が0.02%上昇した」と言うよりも、「金利が2bps上昇した」と言う方が、より簡潔かつ正確に。
業界内で共通の単位として定着している
- 金融業界では、BPSが金利の変動幅を表す標準的な単位として広く利用されており、業界内での情報共有がスムーズ。
BPSを使う際の注意点
%(パーセンテージ)との混同に注意
- BPSと%(パーセンテージ)は異なる単位なので注意。
- 「金利が10%上昇した」と「金利が10bps上昇した」は、全く異なる意味になります。
まとめ
金利0.1%=10bps
BPSは、金利や利回りのわずかな変動を正確に表現するための便利な単位です。
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