米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリスなどの英語圏の国々に留学、就労、移住希望の人々の英語力を測定する試験 iELTSとは?受験内容、受験費用、勉強方法などについてです。
目次
iELTS(あいえるつ)とは?
IELTS: International English Language Testing System
米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、および英国を含む英語圏の国々に留学、就労または移住を希望する人々の英語力を測定する英語試験。
iELTSの受験内容
IELTSは、4つの英語スキルを図るテストです。
- リスニング(聴く: Listening)
- リーディング(読む: Reading)
- ライティング(書く: Writing)
- スピーキング(話す: Speaking)
1.リスニング
- 試験時間:約30分+2分(回答の見直し時間)
- セクション数:4
- 問題数:全40問
※ペーパーで受験するIELTS(筆記)の場合は回答の見直し時間が10分となるため、全体の試験時間は40分
2.リーディング
- 試験時間:60分
- セクション数:3
- 問題数:全40問
3.ライティング
- 試験時間:60分
- セクション数:なし(2つのパート)
- 問題数:全2問
4.スピーキング
- 試験時間:11~14分
- セクション数:なし(3つのパート)
- 問題数:問題形式ではなく、試験官との1対1のインタビュー形式。
2つのモジュール(タイプ)
iELTSには「アカデミック」「ジェネラル」と2種類のモジュールがあります。
IELTSアカデミック
用途
英語圏の大学や大学院への留学を希望している受験生が、各大学の入学レベルに達しているか評価。
特徴
大学の講義、学術論文、専門家の講演といった学術的な会話や場面を想定した課題や設問が多く出題
IELTSジェネラル・トレーニング
用途
英語圏での就職や移住を希望している人が、ビザを申請する際に英語力を証明
IELTSジェネラルのスコアや他の諸条件を満たせば、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドへの永住申請が可能。
特徴
ジェネラルでは、日常生活や職場でのやり取りを想定した課題や設問が多く出題される。
アカデミックとジェネラルモジュールの違い、比較表
ライティングとリーディングの問題が異なります。
アカデミック | ジェネラル | |
---|---|---|
難易度 | 高 学術的で難易度の高い内容が多い | 高 日常や職場の内容で理解難易度は低い。 |
必要スコア | 低 ジェネラルより低く設定 | 高 正答率は、アカデミックより高く設定 |
受験料
受験料は、25,380円(税込)
※2020年1月現在
バンドスコア(点数)
iELTSのスコアは「1~9」までの「0.5刻み」のバンドスコア評価となります。
- 4科目のセクション別のスコア
- 4科目の平均点(オーバーオール・バンドスコア)
オーバーオール・バンドスコアがIELTSの総合評価となります。
iELTS受験申込方法
公式サイトからインターネッ申し込みできます。
iELTSの勉強法
① ieltsの公式ブログで勉強する<無料>
iELTSの公式ブログの情報で無料で学習することができます。
② 公式問題集で勉強する
公式問題集を使って、過去問や出題傾向を対策します。
③ オンライン英会話でiELTS対策
DMM英会話で、iELTSスピーキング対策教材を使って、独学では難しい”話す”対策を学ぶことができます。
まとめ
米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリスなどの英語圏の国々に留学、就労、移住希望の人々の英語力を測定する試験 iELTSとは?受験内容、受験費用、勉強方法などについてでした。
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