「Google Analyticsとは?」の記事で、ツールの導入方法とレポートの概要についてご紹介しました。
主要な5つのレポート
「1. リアルタイム」
「2. オーディエンス」
「3. 集客」
「4. 行動」
「5. コンバージョン」
について紹介していきたいと思います。
今回は、アクセスしてくれたユーザーがどんな人なのか?を知り、サイト改善や集客施策を立てていく、2. 「オーディエンスレポート」についてです。
Google Analytics – オーディエンスレポートとは?
主要な5つのレポート
1. リアルタイム
2. オーディエンス ←今回はココ
3. 集客
4. 行動
5. コンバージョン
オーディエンスレポートは、
ユーザーがどんな人なのか?を理解するためのレポートです。
大まかに、下記の4つを詳しく知って改善に活かすことができます。
[4つの分析方法]
1. 曜日と時間帯
✔️ ユーザーがアクセスする日時を知る
2. ユーザー属性
✔️ユーザーの年代・性別・興味関心を知る
3. デバイスレポート
✔️ユーザーがどんなデバイス・OSからアクセスしているのかを知る。
4. ベンチマークレポート
✔️ 同業他社との比較を行うことで、改善点を知る。
ユーザーがどんな人なのかを知る、4つの分析方法
1. 曜日と時間帯
目的
✔️ ユーザーがアクセスする日時を知る
活用事例
✔️ いつ、PUSH通知、メルマガ、記事更新の配信を行うとよいか?適切タイミングを知る。
分析方法
・どの曜日、時間帯に数値高くなる傾向があるか”山”をみる、規則性とユニークさの発見。
・山を作っているのは、通勤中、昼休み、帰宅後、休日の昼下がりなのか、、、など仮説を立てる
・実際にヒアリングしたりなど、定性的にも裏付けを取っていきます。
2. ユーザー属性
目的
✔️ ユーザーの年代・性別・興味関心を知る
活用事例
年代や性別、興味関心と、新規/リピーター、商品を購入する人にはどんな人が多いのかなど属性の傾向を知る。
プロパティ画面で確認できるユーザー属性
年代
・ 18-24, 25-34, 35-44, 45-54, 55-64, 65歳以上
性別
・男性、女性
興味関心
・アフィニティカテゴリ:
ライフスタイルによる大分類 料理、スポーツ、映画好きなど
・購買意向の強いセグメント:
商品購入に対する関心
・他のカテゴリ:
具体的なユーザー小分類
3. デバイスレポート
目的
✔️ ユーザーがどんなデバイス・OSからアクセスしているのかを知る。
活用事例
画面サイズなど、どの端末から見られるかで、見やすいデザインやテキストレイアウトの参考にすることができます。
デバイス種別
・OS、ブラウザ、画面の解像度など
4. ベンチマークレポート
目的
✔️ 同業他社との比較を行うことで、改善点を知る。
活用事例
ベンチマーク「業種、国別・地域、サイト規模での類似サイトの平均値」と自分のサイトを比較することで、良い点と、改善点を見つけることができます。
ベンチマーク機能を有効にする
サイドメニューから
「管理」
「アカウント」
「アカウント設置」
「ベンチマーク チェックボックスをオンにする」
比較したい業種を選択します。
レポートの3つ見方
・チャネル: 流入元の大まかな分類の比較
・地域: ユーザーがアクセスした国や地域の比較
・デバイス: パソコン、スマートフォン、タブレットの比較
まとめ
オーディエンスレポートは
ユーザーがどんな人なのか?を理解するためのレポートです。
大まかに、下記の4つを詳しく知って改善に活かすことができます。
1. 曜日と時間帯
✔️ ユーザーがアクセスする日時を知る
2. ユーザー属性
✔️ ユーザーの年代・性別・興味関心を知る
3. デバイスレポート
✔️ ユーザーがどんなデバイス・OSからアクセスしているのかを知る。
4. ベンチマークレポート
✔️ 同業他社との比較を行うことで、改善点を知る。
実際に訪れてくれるユーザーを知ることで、お得意さんのユーザー像を明確にしたり
ニーズにあったコンテンツや商品を提供したり、説明文やデザインを合わせたり、
これから来てもらうユーザーの集客施策に活用することができます。
[参考情報]
[書籍] いちばんやさしい Googleアナリティクス 入門教室 Web解析ツール「Googleアナリティクス」の入門書です。 はじめ方からわかりやすく、基本から応用まで イメージしやすい図などで解説されています。 ▼こんな人向け ・企業のウェブ担当者 ・ECサイト運営者 ・メディアサイト運営者 ・ブログ運営者 ・自分でサイト運営もする経営者 サイトの売り上げをあげたい もっとユーザを呼びたい!と思った時 最初に読むと良い入門の一冊です。