ペイオフとは?日本とアメリカの銀行、FDICの預金保護【海外送金】

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ペイオフとは?日本とアメリカの銀行の預金保護の仕組みの違いについてです。

ペイオフ【pay off】とは?

預金保険制度、通称ペイオフとは、銀行の円預金<1,000万円>とその利息までを保護する仕組み。

で使われることが多いですが、次の2つの意味があります。

金融機関が破綻した場合の破綻処理方式の1つ

  1. 保険金を預金保険機構が直接預金者に支払う方式。
  2. 金融機関が破綻時、預金等の一定額しか預金保険による保護の対象にならないこと。

逆に言うと、1,000万を超えた分は保護対象にならないということです。

預金保険制度について

預金保険制度は、万が一金融機関が破綻した場合に、預金者等の保護や資金決済の履行の確保を図ることによって、信用秩序を維持することを目的としています。

金融庁:https://www.fsa.go.jp/policy/payoff/

日本のペイオフ事例

日本でペイオフが発動した、2005年ペイオフ解禁後の初事例です。

2010年 振興銀が破綻 金融庁、初のペイオフ発動

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1000M_Q0A910C1000000/

自見庄三郎金融相は預金を一定額までしか保護しないペイオフを初めて発動すると表明。

週明け以降に1預金者あたり「元本1000万円とその利息」まで預金の払い戻しに応じる一方、これを超える部分は支払額が一部カットされる見通しだ。

引用) nikkei.com

アメリカの銀行のペイオフは?FDIC(連邦預金保険公社)

原則として10万USドルまで預金保護。

アメリカではFDIC(連邦預金保険公社)が銀行の預金保護の役割。

FDICに加盟している銀行であれば原則として<10万UAドル> までの預金が銀行が経営破綻しても保護されます。

The Federal Deposit Insurance Corporation (FDIC) : https://www.fdic.gov/

まとめ

ペイオフ【Payoff】とは?日本とアメリカの銀行の預金保護の違いについてでした。

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