サイトを運営していると、アクセス解析のタグや、広告のタグなど、HTMLに色々追加したり、差し替えたりするなど、メンテナンスや運用が地味に大変だったりします。
そんな時に、忙しいWeb運営者や個人サイトをやっている方々オススメしたいのが、
✔️ Googleタグマネージャー
略称:GTM(Google Tag Manager)
[公式サイト] Google Tag Manager https://marketingplatform.google.com/about/tag-manager/
Google社が提供している、色々なタグをまとめて管理できる無料ツールです。
使い方のイメージとしては
1. Googleタグマネージャのタグを、サイトのHTMLに設置します。
2. Google Analytics、Google広告などのタグを、タグマネージャに登録します。
3. タグマネージャの管理画面内で、タグの変更や更新などできるようになります。
これで、HTMLページを編集したり、担当エンジニアに頼んだりしなくてもよくなります。
目次
Googleタグマネージャーの導入方法
今回は、Googleタグマネージャーのメリットとデメリットと、導入方法についてご紹介します。
1. 3つのメリット
2. 2つのデメリット
3. 導入方法
3つのメリット
1. タグ管理が容易になる
Googleタグマネージャーの管理画面からタグを追加・編集できるので
HTMLページにひとつずつタグを追加したりメンテナンスする手間がなくなります。
2. 公開前のプレビュー
公開前にタグの設定の動作確認がプレビューできるので、本番リリースでの誤作動のリスクを減らせます。
3. バージョン管理
追加・編集したタグのバージョン管理ができるため、何かトラブルがあった時に以前のタグ設定のバージョンに戻すことができます。
3つのデメリット
1. すべてのタグに対応しているわけではない
Google社のツールのため、Googleアナリティクスや、Google広告などとの相性はいいですが、対応してないタグもあったりします。
こちらの公式サイトのサポートタグ一覧で、使えるタグを確認しましょう。
https://support.google.com/tagmanager/answer/6106924
2. 導入の手間がかかる
既存のタグがある場合など、削除しタグマネージャーで設定し直しなどの導入の手間がかかります。
ただし、一度設定してしまうと、とても管理は楽になります。
Googleタグマネージャーの導入方法
下記の公式サイトを参考に導入していきます。
https://support.google.com/tagmanager/answer/6102821?hl=ja
導入の手順
1. アカウント作成
新規アカウントを作成するか、既存のアカウントを使用します
2. コンテナをインストールします。
コンテナとは? タグを管理する箱のこと 「アカウント」>「コンテナ」>「タグ」「トリガー」「変数」という単位。
3. タグを追加して公開します。
タグを追加します。一番よく使うタグはこちらでしょう。
[参考:公式]タグマネージャーで Google アナリティクスを導入する
https://support.google.com/tagmanager/answer/6107124
まとめ
Google社が提供している無料ツール、Googleタグマネージャーを使うと、色々なタグをまとめて管理することができます。
導入はちょっと手間だと思うところがありますが、後々のメンテナンス管理がとても楽になるので、
✔️ 新規サイトの場合は、なるべく最初のうちに
✔️ 既存サイトの場合は、HTML改修などいいタイミングで検討
といったイメージで導入検討して活用されると、日々の運用が楽になるかと思います!
[参考になった情報]
[書籍]
実践 Googleタグマネージャ入門 増補版 (デジタルプラスブックス)
Googleタグマネージャの基礎知識から実際の設定方法まで
基本的な考え方や仕組みを理解できるようひと通りの機能を解説。
応用的なテクニックの章を新設し、ケーススタディや充実した付録を追加した増補版。
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