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“Amazon Devices Event” で17種類のデバイスが発表され、サードバーティのAlexa対応IoT家電も増えている中、先日、Amazonさんの音声デバイスのVUIデザイン入門 “Alexa VUI Design WorkShop@目黒” に参加してきたのでレポートです。
目次
Alexa VUI Designワークショップのゴール
EchoシリーズにEcho Studio、New Echo、New Echo Dot、Echo Flexが新登場
- ⾳声ユーザーインターフェイスの⻑所と短所を理解した上でどのよ
うなユーザー体験が提供できるかを定義できるようになる。 - Alexaデザインガイドに準拠した会話デザインができるようになる。
- 会話デザインの、楽しさ、⾯⽩さ、奥深さ、を体験する。
音声だけで天気やニュース、スマートホーム対応家電などをリモート操作できるスマートスピーカー Echo & Alexa のSkillアプリを作って見ることで音声の会話の流れを設計の体験することができます。
【前半】VUI(Voice User Interface)基礎編
- ブラウザ上でテンプレートを使ったSkill開発を体験
- スマホのAlexaアプリで、音声で入力した内容で動くか検証します
プログラムも書かずに、サクッとSkillを開発します。
【後半】VUIデザイン実践編
会話のキャッチボールを設計して、Alexa Skill設計を実践します。
ユーザーがどんな会話でやりとりをするのか擬似体験します。こちらのデザインガイドラインがベースになっています。
Alexa Design Guideline
Amazon Developer
https://developer.amazon.com/ja/docs/alexa-design/get-started.html
Alexa Skillのプランニング
- 「誰に」「どのような体験」を提供するか定義する
- GUIとVUIの違いと、VUIの短所と長所について
Alexaとユーザーの会話のデザイン設計実践
ワークシートを使って、スキルの会話設計の実演
参加者同士ペアになって、自然な会話になったかお互いの設計を検証します。
- アタランス:ユーザーの発話
- プロンプト:Alexaの発話
- ハッピーパス:あるタスクを完了させる、会話のデザイン。
会話を続けたい場合は「?」の疑問形、完了は「。」で終わらせるように会話を設計していきます。
まとめ
ブラウザ上でのSkill作成と、紙のワークショップなので、プログラム経験も必要なく、Alexa Skillを作ったことがない人向けにわかりやすい2時間のワークショップでした。
Skill作ったことある人や、Amazon Developersで独学できる人、まずはコード書きたい人には物足りないですが
2時間で、VUI設計がどんなものか掴めるので、入門書読むのが面倒な人には時間効率が良いかと思います。
これ以外に、もくもく会、開発イベントもあるようなので、ご興味ある方はぜひ。
[余談]
ちなみに、僕はこのセミナーでものすごいストイックな筋トレスキルが出来上がりました。家のAmazon Echoで動いてます。
Amazon Alexa Japan User Group (AAJUG)
https://aajug.connpass.com/