データ・ドリブン・マーケティング―――最低限知っておくべき15の指標
Amazonのジェフ・ベゾス愛読、世界最強のマーケティング企業アマゾン社員の教科書。
アマゾン社員の教科書。顧客満足度からマーケティング投資効果までマーケティングの意思決定のためにあらゆるデータを測定し、最大限に活かす。
— BOOKSより引用
AI、データ利活用、デジタルマーケティングや、マーケティングオートメーションというような用語をよく聞くようになりました。
なんなくは知っているけど、結局なんなのか?、何からはじめたらいいのか?、成果につながるのか?という課題をお持ちの方向けの「データ・ドリブン・マーケティング」が体系的にまとまった一冊です。
目次
第一部:
データ・ドリブンマーケティングの概要
企業のマーケティング格差、何から始めるべきか?、想定される5つの障壁と対応策
マーケティング担当者向け、財務、投資収益率(ROMI)、顧客生涯価値(CLTV)など。
第二部:
成果をあげる15の重要指標。
旧来のマーケティング10指標+インターネット時代の5指標。
第三部:
データ・ドリブン・マーケティング上級編
実際のデータ・ドリブン・マーケティング活用方法。
組織コンディション、プロセス、評価方法、クリエイティブとの相関性など。
[著者]
マーク・ジェフリー Mark Jeffery
ノースウェスタン大学 ケロッグ経営大学院 非常勤教授。同校のテクノロジー&イノベーション研究センターのテクノロジー・イニシアティブ・ディレクター。
エグゼクティブMBAコースで「戦略的データ・ドリブン・マーケティング」の講座を担当、複数のエグゼクティブ・プログラムを監督する立場にある。
フォーチュン1000社のうち252社の戦略的マーケティング・マネジメントを調査するなど、その実証的な手腕で評価される。
マイクロソフト、インテル、デュポンをはじめとする著名企業のコンサルティングにも携わっている。
Agile Insights LLCのマネージング・パートナーを務める。
まとめ
「データ・ドリブン・マーケティング」の考え方や、はじめ方を学ぶのに最適な一冊でした。
成果を出す重要な15指標にまとめられ、体系的に説明されているので全体像を掴みやすく頭にすんなりと入ってきました。
実際の企業マーケティング担当へのヒアリングに基づいた「できている」「できてない」パートやプロセスなども統計的に提示されており
企業など組織で実践的に推進する際の、障壁や、何からはじめるか、テクノロジーへ投資の考え方など、担当プロジェクトや組織の状況に応じて”地図”としても使えます。
応用として
マーケティング担当者の視点中心にまとめており、プロダクトマーケや、日常的な改善サイクルについて詳細まで言及されていないので
プロジェクトマネージャーや、エンジニア、デザイナーなどのプロダクトに関わる際は
プロダクトを成長させる「グロースハックの手法」や「アジャイル」
指標や効果測定の可視化ツールやとして
「Google Anaylitics」「Fire Base」などのマーケティングプラットフォームなど
と合わせて使えるようになると、強いプロダクト・組織成長を作れるのではないかと思います。
[紹介した書籍]
データ・ドリブン・マーケティング―――最低限知っておくべき15の指標
Amazonのジェフ・ベゾス愛読、世界最強のマーケティング企業アマゾン社員の教科書。
アマゾン社員の教科書。顧客満足度からマーケティング投資効果までマーケティングの意思決定のためにあらゆるデータを測定し、最大限に活かす。
[関連書籍]
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