アインシュタイン博士が「複利効果は人類最大の発明」と伝え残したと言われる「複利」について、計算式と一緒に投資の際のパフォーマンス事例をみていきます。
※投資は自己責任でお願いします
目次
複利とは?
元本とその元本につく利息の両方に、新たな利息がつくこと。
利子にもまた利子がつくことです。
複利と単利でパフォーマンス比較
「元本のみに利息がつくもの」を「単利」といいます。
複利と単利とでどのぐらい違いがあるのか、例で試してみましょう。
例)元本1,000万円を、利率4%で30年間運用した場合
投資方法 | 元本 | 30年後(年利4%) |
---|---|---|
複利 | 1,000万円 | 3,243万円 |
単利 | 1,000万円 | 2,200万円 |
※元本割れしない、安定して年利4%の金融商品に投資したと仮定
30年後には「複利」と「単利」で「1,043万円」の差がつきます。
投資で複利を活用することで「時間」と「利回り」は武器となります。
複利と単利の計算式
複利運用の計算式 「元本 × (1+年利率) ^ 運用年数」
単利運用の計算式 「元本 × (1 + 年利率 × 運用年数)」
72の法則 – お金が2倍になる期間の計算式
お金が2倍になる期間の計算「72の法則」
「72 ÷ 金利 ≒ お金が2倍になる期間」となります。
例)金利3%でお金を運用した場合、何年で2倍になるか? 72 ÷ 3 = 24・・・24年で2倍
ざっくり試算するときに便利です。
まとめ
中長期投資での資産形成では知っておきたい「複利」の効果でした。
複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う
“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”
1916年 – アルバート・アインシュタイン博士
※投資は自己責任でお願いします
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