Goolgeスプレッドシードで株価を自動取得する方法です。
最大20分の遅れがあるのでリアルタイムな管理には向いてませんが、個人投資家のポートフォリオの管理やトレード日記などに便利です。
今回は、Google Finance関数を使って、ダウ平均株価の取得方法をサンプルとしてご紹介していきたいと思います。
※最大 20 分まで遅延する場合があります。
※投資、GoogleAPIの最新情報は、自己責任でお願いいたします。
目次
Google Finance関数を使う
Googleスプレッドシートでは、=googlefinance()
関数を使うことができます。
GOOGLEFINANCE – 公式ドキュメント
Google Finance から現在や過去の証券情報を取得。
https://support.google.com/docs/answer/3093281
ダウ平均株価を取得する – Googleスプレッドシートのサンプル例
今回は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出するアメリカ合衆国の代表的な株価指数である「ダウ平均株価」を取得してみます。
構文
以下の関数をセルに指定すると、ダウ平均株価指数を取得することができます。
=GoogleFinance("INDEXDJX:.DJI”,"price")
“INDEXDJX:.DJI” | 銘柄名(ダウ平均株価を指定) |
“price” | 株価指数 |
これだけでダウ平均株価指数を取得できますが
管理しやすいように、以下のようにスプレッドシートに記述してみます。
ゴールイメージ
A列セルに、銘柄を入力して
- 株価指数名
- 株価
- 前日比
をそれぞれ取得することにします。
実際の手順
セルに銘柄を入力
A3に表示したい銘柄(ティッカーシンボル)を手で入力します。
ダウ平均株価の場合、下記のように指定します。
INDEXDJX: .DJI
https://www.google.com/finance や証券会社ページなどで株価指数を検索すると銘柄を調られます。
指数名称の取得の仕方
=GoogleFinance($A3,"name")
銘柄が入力されている、セル名と属性 name
を指定します。
株価指数の取得の仕方
=GoogleFinance($A3,"price")
リアルタイムの見積価格。最大20分まで遅延する場合があります。
前日比の取得の仕方
=GoogleFinance($A3,"change")
前取引日の終値からの株価の変動。
これでダウ平均株価がスプレッドシートで自動取得できるようになりました。
リアルタイムデータの属性
他にもリアルタイムデータの属性を指定することで、色々な情報を得ることができます。
詳細は、公式ドキュメントをご参考ください。
まとめ
Google Finance関数を使って、ダウ平均株価の取得方法を例に、Goolgeスプレッドシードで株価を自動取得する方法のご紹介でした。
最大20分の遅れがあるので、リアルタイムな管理には向いてませんが、個人投資家のポートフォリオの管理やトレード日記などに便利です。
今後は、投資信託やETFの管理方法なども試していきたいと思います。
※ 最大 20 分まで遅延する場合があります。
※ 投資、GoogleAPIの最新情報は、自己責任でお願いいたします。
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