HTML/CSS、JavaScript、PWAファイルなどを、Firebase Hostingを利用して公開した場合、いくらぐらいかかるのでしょうか?Firebase Hostingの料金体系についてご紹介します。
目次
Firebase Hostingとは?
Firebase Hosting は、ウェブアプリ、静的コンテンツと動的コンテンツ、マイクロサービス向けの高速で安全性の高いホスティングを提供します。
Firebase Hosting はデベロッパー向けの、本番環境レベルのウェブ コンテンツ ホスティングです。1 つのコマンドですばやくウェブアプリをデプロイすることができ、静的コンテンツと動的コンテンツの両方をグローバル CDN(コンテンツ配信ネットワーク)に配信できます。Firebase Hosting と Cloud Functions または Cloud Run を併用してマイクロサービスを構築し、Firebase にホスティングすることもできます。
– Google公式ドキュメントより
Firebase Hostingの特徴
- 安全な接続でコンテンツを配信
構成が不要の SSL が組み込まれている - 静的コンテンツと動的コンテンツ、マイクロサービスをホスティング
HTML/CSSだけでなく、Express.js マイクロサービスや APIも可能。 - コンテンツを高速で配信
CDN エッジにあるSSD にキャッシュ - 1つのコマンドで新しいバージョンをデプロイ
Firebase CLI(Command-Line Interface) コマンドベースのツール提供 - ワンクリックでロールバック
ワンクリックでロールバックできるバージョンとリリース管理を提供
Firebaseの詳細はこちらの過去記事をご参考ください。
「 Firebase 」とは? – Google MBaaS で進むグロース高速化、サーバレス開発環境 | UX BEAR【ゆえっくま】
Firebase Hostingの料金プラン
Firebase Hostingには3つの料金プランがあります。
まずは無料で開始して、データ量に応じて従量課金制に移行することができる形式です。
1GBのストレージ、月10GBの転送量まで無料で利用でき、独自ドメインのSSLも無料です。
Spark プラン | Flame プラン | Blaze プラン |
---|---|---|
無料 | $25/月 | 従量制 |
ストレージ: 1GBまで無料 転送量: 月10GBまで無料 | ストレージ: 10GB 転送量: 50GB/月 | ストレージ: $0.026/GB 転送量: $0.15/GB |
独自ドメインのSSLも無料。 | Firebase Realtime Databaseの自動バックアップ BigQueryエクスポートなど | |
まずはお試し無料プラン | 成長過程にあるアプリに適した固定料金 | 大規模なアプリ |
プランごとの利用できる機能や制限などは公式サイトを参考ください。
プラン説明の最後に、料金計算シミュレーターもあるので試算してみましょう。
https://firebase.google.com/pricing/?hl=ja
まとめ
ちょっと試したり、本格的にアクセスが増える前なら無料プランで十分だと思います。
こんなニュースも話題になりましたので、設計とテストはしっかりと。
Firebaseの設定を間違えて72時間で300万円以上請求されてしまったウェブサービス