外国株式/外国債の投資する際に、為替ヘッジあり/なしとは?についてです。
目次
為替ヘッジあり、為替ヘッジなしとは?
基準価額の値動きが為替相場の影響を受けているか? の違いになります。
為替ヘッジあり/なしを比較表にすると下記のようになります。
為替ヘッジあり | 為替ヘッジなし | |
---|---|---|
為替相場の影響 | 影響抑えられる | 影響あり |
為替差損益 | 限定的 | 発生する |
ヘッジコスト | かかる | かからない |
為替とは?
それぞれの国の異なる通貨と交換する取引レートのこと。
例えば外国株式や外国債券などを投資対象とする投資信託では、米ドルやユーロなどの外国通貨を通じて投資しています。
為替差損とは?
円で外貨を購入した時より、換金時に円の価値が上がっている、もしくは外国通貨の価値が下がっている(=円高)の場合、損失が発生。これを「為替差損」という。
「なるべくなら為替による損失は避けたい」と考えて、このリスクを避ける行為が「為替ヘッジ」
為替ヘッジコストとは?
一般的にヘッジコストは相手国との短期金利差が反映さる。
例:米ドル・円の場合、米国の短期金利と日本の短期金利の差
投資先が金利の高い国ほど、為替ヘッジコストは高くなり、運用成績を下げる要因となる。
為替ヘッジありなしメリットとデメリット
為替ヘッジあり
純粋に外国株式や外国債券などの収益を求める
- メリット
為替差益のリスクを限定的に抑えた運用 - デメリット
ヘッジコストがかかり、信託財産から引かれるため、基準価額にマイナスの影響がある。
為替ヘッジなし
為替差益も収益に加える
- メリット
ヘッジコストがかからない - メリット/デメリット
為替の変動の影響を受ける(プラスになるときも、マイナスになるときも)
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まとめ
外国株式/外国債の投資する際に、為替ヘッジあり/なしとは?についてでした。
実際の海外ETFの購入方法
まとめ
債券投資入門で知っておきたい、債券特有の用語や指標を分析方法を、
米国国債20年以上ETF【EDV】と、米国総合債券ETF【AGG】を事例にご紹介しました。
中長期投資では、株と合わせてリスクヘッジを兼ねポートフォリオに組み込みたい債券でした。
※投資は自己責任でお願いいたします。
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