WWDC2020のまとめです。
目次
基調講演(Keynote)ライブ動画
WWDC2020 まとめ
WWDC 2020まとめ(OS更新+「Apple Silicon」)すべてのOSの開発者版が開発者向けサイトで同日公開され、一般向けβは7月に、正式版は今秋リリースの予定
参照ITmediba
iOS 14の主な新機能
- ウィジェットが(Androidのように)ホーム画面に追加可能に
- ウィジェットを追加・カスタマイズするための「widget gallery」
- iPhone内のアプリを探しやすい「App Library」ビュー
- 動画のピクチャーインピクチャー
- アプリを部分的にインストールできる「App Clip」
- Siri起動時に全画面にならず、横長窓のオーバーレイ表示に
- 通話とFaceTimeの着信も全画面にならず、横長窓のオーバーレイ表示に
- 翻訳機能の追加(日本語、英語、標準中国語、仏語、独語、スペイン語、伊語、韓国語、アラビア語、ポルトガル語、露語)
- 「メッセージ」で重要な相手を上部に固定
- 「マップ」の自転車サポート(まずは米中の一部都市)、EV向け推奨ルート機能
- NFCによる車のキー機能(まずはBMW 5シリーズ)
iPadOS 14
- iOSと同様のホーム画面のウィジェット
- iOSと同様のSiriや着信の小窓オーバーレイ表示
- iOSと同様のメッセージの新機能
- 「写真」や「ミュージック」での「サイドバー」の追加
- Apple Pencilで手書きをテキストに変換(Scribble採用)
- 検索機能の改善
AirPodsの新機能
- iPadOSの後に、「AirPods」の新機能が発表された。Bluetooth接続するデバイスの自動切り替え機能と、「Spatial Audio」機能だ。
- 自動切り替えは、例えばiPhoneで音楽を聴いているときにMacBookで動画再生を開始すると、接続先が自動的にMacBookに切り替わる。この機能は、AirPods Pro、第2世代AirPods、Powerbeats、Powerbeats Pro、Beats Solo Proのファームウェアアップデートで提供する。
- Spatial(空間) Audioは、3Dサラウンドのようなもので、AirPods Proでのみ提供する。
リリース時期発表なし。
watchOS 7
- 「Sleep」(睡眠)追跡機能の追加
- iPhoneと連携するDigital Welbeing機能「Wind Down」モード
- 「アクティビティ」の名称が「フィットネス」になり、サイクリングとダンスをサポート
- 「Complications」によるウォッチフェイスの細かいカスタマイズ。ウォッチフェイスの共有
- 手洗いサポート(手を洗う動作と流水の音でユーザーが手を洗い始めたことを感知し、適切な清浄時間を音と触覚通知で知らせる)
- アップデートはシリーズ3以降向け。シリーズ1と2のサポートは打ち切りだ。
プライバシーについて
OSを横断する複数のプライバシー関連機能が紹介された。
- アプリが収集する個人データの種類を視覚的に通知するプロンプト
- クロスアプリトラッキングするアプリの通知義務
- アプリがカメラとマイクにアクセスするとステータスバーにインジケータを表示する機能
- 「Safari」のツールバーに「プライバシー」ボタンの追加
tvOS 14とHomeKit
- tvOS 14の新しいコントロールセンター
- コントロールセンターからのHomeKitアクセサリのコントロール
- AirPodsとのオーディオ共有の改善
- HomeKitのホームカメラの顔認識
- スマートライトの色温度オプションサポート
macOS Big Sur
次期MacのOSの名称は「macOS 11.0 Big Sur」
- Big Surはカリフォルニア州のサンタルチア山脈の地名。この後発表されたAppleカスタムシリコンプロセッサ「Apple Silicon」採用のMacに最適化されている。
「Apple Silicon」への移行の発表
- 搭載モデルは2020年末から出荷を開始し、向こう2年かけて移行していく見込み。