米決済大手のPayPalが、暗号資産の売買・管理を開始する方針を発表。そもそもPayPalとは?今後の課題や動向などまとめていきます。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-21/QIK1SEDWLU6Z01
目次
まずは4仮想通貨に対応
BTC | ビットコイン |
ETH | イーサリアム |
LTC | ライトコイン |
BCH | ビットコインキャッシュ |
PayPal(ペイパル)とは?
正式名称:PayPal Holdings Inc.
- 電子メールアカウントとインターネットを利用した決済サービスを提供するアメリカの企業。
- PayPal口座間やクレジットカードでの送金や入金を行う。
- 世界で 3億人以上のユーザーが利用し、2400万以上の店舗で導入
- 1998年12月にPayPal Inc.の社名で設立。
世界的な電子決済サービスです。
PayPalの株価
symbol | NASDAQ: PYPL |
---|---|
会社名 | PayPal Holdings Inc ペイパル・ホ―ルディングス |
分野(Sector) | Miscellaneous 雑工業 |
産業(Industry) | Business Service |
業種 | インターネットサービス サービス業 |
PayPal発表を受けてビットコインの価格が大幅に高騰
今回の一連の流れは、中央銀行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)が背景にあると言われています。
PayPalは、今後発行されるCBDC対応のため、先回して暗号資産への対応を進めた発表しています。
暗号資産カストディ最大手の【BitGo】もM&A候補として挙げられています。
実現すれば、業界有数の買収になることが予想されます。
「われわれはルビコン川を渡った」
PayPalの発表は「暗号資産に関する今年最大のニュース」だとツイッターに投稿。
これで銀行間の暗号資産取り扱い競争が始まるだろうと予想。
「われわれはルビコン川を渡った」と述べた。
ギャラクシー・インベストメント・パートナーズを経営するマイク・ノボグラーツ氏
This PayPal news is the biggest news of the year in crypto. All banks will now be on a race to service crypto. We have crossed the rubicon people. Exciting day. 🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥 https://t.co/hXpiJEDOb3
— Mike Novogratz (@novogratz) October 21, 2020
PayPalの課題
- 【課題1】
ペイパルアカウントからBTCが出せない「セルフカストディの問題」 - 【課題2】
コストの高さ - 【課題3】
売買・決済のたびに課税対象になる可能性 - 【課題4】
破たんや流出に対する補償がない
まとめ
PayPalの暗号資産参入によって、電子決済、仮想通貨が世界で加速していきそうです。国境や通貨の立ち位置は変わっていくのでしょうか?今後の動向に期待です。
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