リップル(Ripple/XRP)とは? – 3つの特徴と価格、発行枚数とSEC訴訟について【仮想通貨】

RippleXRP

話題のリップル(Ripple/XRP)について、特徴、価格、発行枚数、SEC訴訟と暗号資産(デジタル資産)についてのまとめです。

リップル(Ripple/XRP)とは?

日本では、仮想通貨【XRP】をリップルと呼ぶことが多いですが、正確には仮想通貨はXRP(エックスアールピー)と呼びます。

会社としてのリップル社(Ripple Labs Inc.)決済システム「XRP Ledger」を指すこともあります。

リップルとは?

Ripple Labs Inc. によって開発が行われている分散型台帳技術を利用した即時グロス決済システム、 外国為替・送金ネットワークである。

– Wikipedibaより
製作者Chris Larsen(クリス・ラーセン)
開発言語C++
ライセンスISCライセンス
開発元Ripple Labs Inc.
公式サイトhttps://ripple.com/
– Wikipediaより

【XRP】 リップルの3つの特徴

代表的な仮想通貨BTC(ビットコイン) などと比べて、暗号通貨としての違いがあるのが特徴です。

  1. XRPは分散型ではない。
    「Ripple Inc.」という会社がXRPの半分以上を保有
  2. ブロックチェーンではなく、決済システム「XRP Ledger」を採用
    個人想定ではなく、銀行などの金融機関や法人向けの台帳。
  3. XRPはマイニングを採用していない。
    リップル上限1,000億枚(すでに1,000億枚が発行済)

特に「3.発行枚数の上限」が特徴です。

主な暗号通貨の発行上限枚数比較

通貨名称発行上限(枚数)
ビットコイン(BTC)2,100万枚
イーサリアム(ETH)上限なし
リップル(XRP)1,000億枚
ビットコインキャッシュ(BCH)2,100万枚
ネム(XEM)約90億枚
ライトコイン(LTC)8,400万枚
モナコイン (MONA)1億512万枚

BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)などの価格推移チャート

発行上限2,100万枚のBTC(ビットコイン)、発行上限なしのETH(イーサリアム)の価格推移です。

XRP(リップル)の価格推移チャート

発行上限枚数1,000億枚、すでに発行済。2020年12月の米SEC訴訟で価格を下げています。

米SECのリップル社訴訟について

特徴のところでも述べましたが、リップル社が分散型ではなく、独占的に発行を行なっている暗号資産【XRP】が「証券に該当する?」がポイントです。

SECが正式に提訴

米証券取引委員会(SEC)が23日、リップル社やGarlinghouse CEO、共同創設者のChris Larsen氏を相手方として正式に訴訟を起こしたことを公表した。2013年から約7年間に渡って、SECへの有価証券登録を行っていない暗号資産(仮想通貨)XRPを販売し、1300億円を超える資金を調達したとしている。

– Coinpostより

リップルのみならず、暗号通貨、デジタル資産が証券に該当するか?はついてまわるテーマです。

リップル訴訟まとめ──仮想通貨XRPへの影響・弁護士の見解
https://coinpost.jp/?p=208549

米SECのリップル社訴訟、詳細が判明
https://coinpost.jp/?p=208516

– Coinpostより

XRP取扱事業者

XRP取り扱い国内事業者14社

  • 株式会社bitFlyer
  • QUOINE株式会社(Liquid by Quoine)
  • ビットバンク株式会社
  • SBI VC トレード株式会社
  • GMOコイン株式会社
  • フォビジャパン株式会社
  • 株式会社ビットポイントジャパン
  • 株式会社DMM Bitcoin
  • 株式会社Xtheta
  • コインチェック株式会社
  • 株式会社ディーカレット
  • LVC株式会社(BITMAX)
  • FXcoin株式会社
  • Payward Asia株式会社

海外取引所

  • Bitstamp
  • OKCoin
  • Coinbase

【随時更新】リップル訴訟に関する国内外仮想通貨取引所のXRP対応一覧

https://coinpost.jp/?p=208950

リップル共同創業者、Chirs Larsen(クリス・ラーセン)氏とは?

仮想通貨長者ランキング世界1位、リップル共同創業者の経歴です。

スタンフォード大学でMBA取得後、シリコンバレーで様々な企業の創業。
シリアルアントレプレナー(連続企業家)

  • 1997年:
    オンライン融資サービスの「e-Loan」を創業
  • 2005年:
    P2Pレンディングサービスの「Prosper」
  • 2015年:
    資金調達時に企業価値19億ドルを超えるユニコーン企業に成長
  • 2012年:
    Jed McCaleb氏とともにリップルを共同創業
    リップルは国際送金分野で提携、様々な金融機関のプロジェクトに用いられている。

ラーセン氏の資産額は75〜80億ドル(約8200〜8700億円)と算定。

まとめ

話題のリップル(Ripple/XRP)について、特徴、価格、発行枚数、SEC訴訟と暗号資産(デジタル資産)についてのまとめでした。

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