最近聞くことが多い「Web3」とはなんでしょうか?分散型アプリケーションの時代や動向についてです。
目次
Web3(Web3.0) とは?
Web3またはWeb3.0とは、パブリック型のブロックチェーンを基盤としたインターネットの概念。
2014年に暗号通貨のイーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッドによって作られたもので、このアイデアは2020年と2021年に暗号通貨に熱狂する者や大型IT企業、ベンチャーキャピタルから関心を集めた。
-wikipediaより
Web 1.0 / 2.0 / 3.0
Web 1.0
1995年〜2005年 ホームページの時代。(一方向性の時代)
Web 2.0
2005年〜2018年 SNSの時代。(双方向の情報の時代)
- YouTube、Twitter、InstagramなどのSNSで誰でも発信者。
- GAFAといったプラットフォーム企業が躍進。
web2.0の課題
・特定企業に個人情報が集中(プライバシー問題)
・中央集権型(サイバー攻撃を受けやすい)
Web 3 (Web 3.0)
ブロックチェーンおよび分散型台帳技術によって、巨大テック企業に力が集中せず、ユーザー主権かつ分散型のインターネットと考えられる。
Web3.0で解決が期待されるWeb2.0課題
- ユーザー自身がデータ所有権を把握
- P2P取引で仲介組織の排除
- 単一障害点の排除
- 検閲耐性
Web3概念の提唱
2014年、暗号通貨イーサリアムの開発プロジェクトで、CTOだったGavin Wood(キャビン・ウッド)氏
プライバシーとDecentralization(非中央集権/分散)を追求した、ポスト・スノーデン時代の「Web3」の概念を提唱した。
Gavin Wood(キャビン・ウッド)氏とは?
Gavin James Wood氏は、英国のコンピューターサイエンティスト、Ethereumの共同創設者、PolkadotとKusamaの作成者
現在は異なったブロックチェーン間で情報を交換するためのプロトコル開発を目指すプロジェクト「Polkadot」に取り組んでいます。
Web3の実態、Dapps(ダップス)とは?
DApps(Decentralized Applications)、分散型アプリ
ブロックチェーン上でスマートコントラクトを利用することで実現できるアプリケーションのこと
イーサリアムを扱うためのJavaScriptライブラリ“web3.js”とは?
Web3.jsとは、Ethereum JavaScript API。
HTTPやIPCを使ってローカルまたはリモートのイーサリアムノードとやりとり出来るJavaScriptライブラリのこと。
web3.jsドキュメント
https://web3js.readthedocs.io/en/v1.5.2/
DApps – ethereum
https://ethereum.org/ja/dapps/
Web3実現を目指す団体、Web3 Foundationとは?
https://www.youtube.com/c/WEB3Foundation/featured
Web3 Foundation(Web3財団)は、スイスを拠点に、Web3.0の実現を目指し、様々な活動を行っている団体。
仮想通貨イーサリアムの共同設立者である、ギャビン・ウッド(Gavin Wood)氏らによって創設。
主な推進プロジェクト:
Polkadot(ポルカドット)、KUSAMAなど。
まとめ
最近聞くことが多い「Web3」とは?分散型アプリケーションの時代や動向についてでした。