銀行の財務力、中核的自己資本などの評価をもとにした、世界の銀行ランキングとETFについてです。
目次
世界の銀行ランキング
※2023年9月16日現在
このランキングは、銀行の財務力の指標とされる中核的自己資本などを評価し、上位1,000行を順位付けしたものです。
順位 | 銀行名 | 本店所在地 | 総資産(USD) |
---|---|---|---|
1 | 中国工商銀行 | 中国・北京 | 4.4兆 |
2 | 中国建設銀行 | 中国・北京 | 4.1兆 |
3 | 中国農業銀行 | 中国・北京 | 3.9兆 |
4 | 中国銀行 | 中国・北京 | 3.6兆 |
5 | JPモルガン・チェース | アメリカ・ニューヨーク | 3.4兆 |
6 | HSBCホールディングス | イギリス・ロンドン | 3.3兆 |
7 | アメリカン・エキスプレス | アメリカ・ニューヨーク | 2.9兆 |
8 | バンク・オブ・アメリカ | アメリカ・ニューヨーク | 2.8兆 |
9 | モルガン・スタンレー | アメリカ・ニューヨーク | 2.7兆 |
10 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 日本・東京 | 2.6兆 |
日本の銀行の上位は
- 10位 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 14位 三井住友フィナンシャルグループ
- 18位 みずほフィナンシャルグループ
中核的自己資本とは?
銀行の自己資本のうち中核となる資本。
金融機関の自己資本のうち、中心となる資本金・剰余金などをいう。Tier1(ティアワン)
分類:
Tier1資本→Tire2補完的自己資本 →自己資本比率
このうち
- Tier1(コア)・・・優先株などを除いたもの
- Tier2(補完的資本)・・・劣後ローンや劣後債なども認める
※tier(ティア)・・・「段」「階層」「階級」「列」の意味
近年の世界銀行の傾向
近年、中国の銀行は急速成長、世界の銀行ランキングでも上位を占めるようになっています。中国経済の成長と、中国政府による金融産業の支援が背景にあると考えられます。
参考) 世界の銀行ランキング—世界トップ50の銀行 | LexisNexis Risk Solutions
https://risk.lexisnexis.co.jp/insights-resources/article/bank-rankings-top-banks-in-the-world
銀行ETF
日本株の銀行セクター
まとめ
銀行の財務力、中核的自己資本などの評価をもとにした、世界の銀行ランキングとETFについてでした。
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