HDVとは?米国高配当株ETF分析・過去パフォーマンス比較【インデックス投資】

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インデックス投資家に人気の、iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF「HDV」について分析、他ETF比較していきます。

※投資は自己責任でお願いいたします。

HDVとは?

HDV (iシェアーズ・コア高配当株ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託)。

  • あらゆる時価総額水準の株式銘柄を含むモーニングスター配当フォーカス指数に連動した投資成果を目指す。
  • 主に消費財、生活必需品、エネルギー、石油・ガス、電気通信セクターの企業に投資する。
  • 代表サンプリング手法を用いて保有銘柄のウエートを算定。
モーニングスター配当フォーカス指数とは

モーニングスター配当フォーカス指数は、モーニングスター(Morningstar, Inc.)が算出・公表する、米国株式市場において、米国高配当株で構成される指数(配当込み)をいいます

HDVの概要

高配当株HDVと、S&P500連動を目指すETF VOOと比較してみました。

最新情報は運営会社のサイトをご確認ください。(2020.10)

銘柄
(ティッカー)
HDVVOO
運用会社Black RockVanguard
ベンチマーク高配当米国株
モーニングスター
配当フォーカス指数
S&P500
構成銘柄数約75銘柄約505銘柄
コアセクターエネルギー
ヘルスケア
通信
IT企業
ヘルスケア
ETF純資産約54億USドル約1,660億USドル
リバランス四半期四半期
配当時期四半期
3月/6月/9月/12月
四半期
3月/6月/9月/12月
配当金利回り
(年率%)
4.10%1.62%
経費率
(年率%)
0.08%0.03%
設定日2011/03/312010/09/09

配当金利回りが、高配当なのが特徴です。

コロナショックで直近利回りは低下しましたが、財務健全性を図る「モーニングスター配当フォーカス指数」をベンチマークにしているため、比較的運用が安定しています。

配当金が高いということは、銘柄選定基準や組み入れセクター構成も見ていく必要があります。過去パフォーマンス比較などもみていきます。

運営会社「Black Rock」「Vanguard」についてはこちらの記事をご参考ください。

HDVの価格

投資アプローチ

  • あらゆる時価総 額水準の株式銘柄を含むモーニングスター配当フォーカス指数に連動した投資成果を目指す。
  • 主に消費財、生活必需品、エネルギー、石油・ガス、電気通信セクターの企業に投資。
  • 代表サンプリング手法を用いて保有銘柄のウエートを算定。

セクター構成比率

HDVの組み入れ銘柄のセクター構成です。(2020.10)

セクター構成比率(%)
ヘルスケア20.24
エネルギー18.15
通信15.40
生活必需品13.35
公益事業10.50
情報技術6.96
金融6.72
資本財・サービス6.70
素材0.85
一般消費財・サービス0.73

組み入れ上位10銘柄

VOOの組入銘柄は下記方針によって選定されます。

  • 主に米国の大型株を保有
  • S&P500種指数の全構成銘柄に投資
  • 四半期ごとに時価総額加重平均を用いて保有銘柄ウエートを算定しリバランス。

上位10銘柄は下記となります。

ティッカー銘柄セクター構成比率(%)
TAT&T INC通信8.99
XOMEXXON MOBIL CORPエネルギー8.48
JNJJOHNSON & JOHNSONヘルスケア6.76
VZVERIZON COMMUNICATIONS INC通信6.33
CVXCHEVRON CORPエネルギー5.61
PFEPFIZER INCヘルスケア5.40
KOCOCA-COLA生活必需品4.04
CSCOCISCO SYSTEMS INC情報技術3.82
MRKMERCK & CO INCヘルスケア3.67
MOALTRIA GROUP INC生活必需品3.65

ヘルスケア、エネルギー、通信セクターの比率が高くなっています。

同じく米国株高配当ETFであるSPYDと比較して、不動産セクターの比率が低いのが特徴です。

HDVはモーニングスター配当フォーカス指数(Morningstar-Dividend-Yield-Focus-Index)を採用しているため

財務の健全性が高く、持続的に平均以上の配当を支払うことのできる、質の高い米国籍企業75銘柄で構成され、

配当として支払うことのできる資金余力(配当力)によってウェイト付けを行っています。

四半期に一度リバランスを行なっているなど、比較的安定した運用を目指していると思われます。

パフォーマンス

HDVの設定日が2011年と歴史が浅く、パフォーマンスをシミュレーションするのが難しかったのですが、コロナショックの動きがあっため過去のパフォーマンスを検証してみました。

ポートフォリオグロース

HDVと同じく、米国高配当株ETFである SPYD と比較してみます。

両方とも高配当銘柄のため同じような推移ですが、

  • 配当重視のSPYD
  • 財務健全性も重視するHDV

ボラリティ(値動きの幅)に違いが出ているようです。

年リターン推移

HDVの株価チャートと配当利回り推移

株価と配当利回りの推移はこちらを参考ください。

実際にETFを購入するには?

証券会社の「定期買付」機能を使いこなして、ETFの積立でインデックス投資をする方法を下記の記事で紹介しています。

まとめ

米国株高配当ETFであるHDVを分析してみました。

高配当重視ですが、モーニングスター配当フォーカス指数を使うなど、財務健全性もある程度重視しているため、比較的安定した運用を目指してるよう見受けられました。

それでも暴落時にはマイナスリターンとなるためリスクマネジメントが重要になってきます。

特性を理解した上で、中長期視点でインデックス投資のポートフォリオのひとつとして組み入れたいETFでした。

※投資は自己責任でお願いいたします。

下記、米国株式の高配当銘柄をテーマにした代表的な3つのETFの比較とそれぞれの特徴です。

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