設定来の長い歴史を誇る米国S&P500連動を目指す ETF【SPY】について分析、過去パフォーマンスなど他ETFと比較していきます。
※投資は自己責任でお願いいたします。
目次
SPYとは?
SPY: SPDR S&P 500 ETF Trust
米国を代表する500の銘柄(S&P500)ETF
- S&P500種指数に連動する投資成果を目指す。
- S&P500種指数の全構成銘柄を組み入れる。
- 主に米国の大型株を保有。
- ユニット型投資信託であり、四半期ベースで配当を支払う。
- 保有銘柄のウエートは時価総額ベースで算定。
SPYを購入するということは、Google、Amazon、FaceBook、Apple、ジョンソン&ジョンソンやコカ・コーラなどアメリカの有名企業で構成される「アメリカの成長そのもの」に投資することを意味します。
SPYの概要
SPYと同じく、S&P500連動を目指すVanguard社ETF【VOO】と【SPY】との比較です。
※最新情報は運営会社の情報をご参考ください。
| 銘柄 (ティッカー | SPY | VOO |
|---|---|---|
| 運用会社 | State Street | Vanguard |
| ベンチマーク | S&P500 | S&P500 |
| 構成銘柄数 | 約500銘柄 | 約505銘柄 |
| コアセクター | IT企業 ヘルスケア | IT企業 ヘルスケア |
| ETF純資産 | 約5,925億US米ドル | 約4,960億USドル |
| リバランス | 四半期 | 四半期 |
| 配当時期 | 四半期 3月/6月/9月/12月 | 四半期 3月/6月/9月/12月 |
| 直近配当金 利回り (年率%) | 1.4% | 1.4% |
| 経費率 (年率%) | 0.09% | 0.03% |
| 設定日 | 1993/01/22 | 2010/09/09 |
S&P500連動ETFの中でも歴史が古く、世界最大級のETF純資産額が特徴的です。
手数料 投資アプローチが近いバンガード社のETF【VOO】比較すると、手数料が高め。
SPYもETFの中では経費比率は安い方なので、バンガード社の手数料が破格と言えます。
運営会社「バンガード」「ブラックロック」については、こちらの記事を参考ください。
SPYの価格チャート
SPDR S&P 500 ETF は東京証券取引所にも上場しています 証券コード:1557
セクター構成比率
SPYの組み入れ銘柄のセクター構成です。(2024.03.15)
| 業種 | 組入比率(%) |
|---|---|
| 情報技術 | 30.39% |
| 金融 | 14.22% |
| ヘルスケア | 11.20% |
| 一般消費財・サービス | 10.11% |
| コミュニケーション・サービス | 9.45% |
| 資本財・サービス | 8.46% |
| 生活必需品 | 5.97% |
| エネルギー | 3.42% |
| 公益事業 | 2.52% |
| 不動産 | 2.23% |
| 素材 | 2.05% |
組み入れ上位10銘柄
- S&P500種指数の全構成銘柄。
- 主に米国の大型株を保有。
- ユニット型投資信託、四半期ベースで配当を支払う。
- 保有銘柄のウエートは時価総額ベース。
SPYの組み入れ構成のうち、上位10銘柄は下記となります。
| 名称 | 値 | 割合(%) |
|---|---|---|
| AAPL:USアップル | 40.03 十億 | 6.76 |
| NVDA:USエヌビディア | 35.80 十億 | 6.05 |
| MSFT:USマイクロソフト | 35.56 十億 | 6.01 |
| AMZN:USアマゾン・ドット・コム | 22.91 十億 | 3.87 |
| META:USメタ・プラットフォームズ | 16.26 十億 | 2.75 |
| GOOGL:USアルファベット | 12.01 十億 | 2.03 |
| BRK/B:USバークシャー・ハサウェイ | 11.67 十億 | 1.97 |
| AVGO:USブロードコム | 11.29 十億 | 1.91 |
| GOOG:USアルファベット | 9.90 十億 | 1.67 |
| TSLA:USテスラ | 8.49 十億 | 1.43 |
S&P500全構成銘柄の時価総額ベースなので、セクターは、IT企業、ヘルスケアの割合が多くなっています。
四半期に一度のリバランスにより、構成銘柄やウエイトが調整されます。
パフォーマンス
【SPY】は歴史が古く過去からの検証に適しているため、リーマンショク、コロナショック時の動きなど、過去のパフォーマンスをPortfolio Visualizerで検証してみました。
ポートフォリオグロース


年リターン推移

S&P500連動の時価総額ベースなので、トータルリターンでは米国株式市場の成長と連動しています。
リーマンショック時のマイナスは大きいですが、設定来の平均リターンは高いです。
米国ドルの値動き
海外投資で、株価と同じぐらい大事な、ドル円の中長期の値動きはこちらをご参考ください。
実際にETFを購入するには?
証券会社の「定期買付」機能を使いこなして、ETFの積立でインデックス投資をする方法を下記の記事で紹介しています。
まとめ
米国株S&P500ETFであるSPYを分析してみました。
歴史が古く、純資産額も大きため、過去検証がしやすいETFでした。
米国株S&P500全構成銘柄で、時価総額ベースでウエイトが算出されるため、
IT企業など成長再投資中心の企業の割合が高く、
配当利回りより、中長期のトータルリターン が米国の成長と紐づいている投資になります。
特性を理解した上で、中長期視点でインデックス投資のポートフォリオのひとつとして組み入れたいETFでした。
※投資は自己責任でお願いいたします。
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