【インデックス投資】VYMとは? – 米国高配当株式ETFを分析

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インデックス投資家に人気の、バンガード・ハイディビデンド・イールドETF「VYM」について分析、他ETF比較していきます。

※投資は自己責任でお願いいたします。

VYMとは?

VYM (Vanguard High Dividend Yield ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託)。

  • 平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイディビデンド・イールド指数に連動する投資成果を目的。
  • 時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定。

FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスとは?

FTSE Russellが公表する指数で、米国株式市場における配当利回りが上位の銘柄で構成され、REITは除外

VYMの価格

VYMの直近の価格チャートです。

※データ遅延が起こる可能性があります。

VYMの概要

VYMと同じ運営会社のバンガードのETFで、米国S&P500連動を目指すVOOと比較してみました。

※最新情報は運営会社のサイトを参考ください。

銘柄
(ティッカー)
VYM VOO
運用会社 Vanguard Vanguard
ベンチマーク FTSE
ハイデ ィビデンド・
イールド指数
S&P500
構成銘柄数 約395銘柄 約505銘柄
コアセクター ヘルスケア
金融
消費財
IT企業
ヘルスケア
ETF純資産 約440億USドル 2,500億USドル
リバランス 年1回 四半期
配当時期 四半期
3月/6月/9月/12月
四半期
3月/6月/9月/12月
直近配当
利回り
(年率%)
3.32% 1.62%
経費率
(年率%)
0.06% 0.03%
設定日 2006/11/16 2010/09/09

配当利回りの高さ、VOO含めバンガード社の特性でもありますが、400銘柄近い組入れ構成経費率の安さが特徴的です。

投資アプローチ

  • FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。
  • 完全法を用いたパッシブ運用。
  • ファンドはフルインベストメントを維持。
  • 大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を、重点的に組入れ
  • 低経費によってトラッキングエラーを最小限に抑える。

セクター構成比率

セクター割合(%)
素材 (Basic Materials)4.16
一般消費財(Consumer Cyclical)6.24
金融(Financial Services)20.32
不動産(Real Estate)0.02
通信(Communication Services)4.41
エネルギー(Energy) 10.08
資本財(Industrials)9.93
情報技術(Technology)8.37
生活必需品(Consumer Defensive)13.47
ヘルスケア(Healthcare)15.47
公共事業(Utilities)7.53

組み入れ上位10銘柄

VYMの組入銘柄は下記方針によって選定されます。

  • 高い配当利回りの銘柄で構成
  • REITは除外
    ※米国内国歳入庁(IRS)の定める適格配当(qualified dividend)に対して、現行適用されている優遇税率が、REITには適用されないため。
  • 年1回のリバランス時にバッファーゾーンを設定、ポートフォリオの回転率を低下

上位10銘柄は下記となります。

名称割合(%)
JNJ:USジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)3.23
XOM:USエクソンモービル2.77
JPM:USJPモルガン・チェース・アンド・カンパニー2.65
PG:USプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)2.43
CVX:USシェブロン2.31
HD:USホーム・デポ2.16
PFE:USファイザー2.02
LLY:USイーライリリー1.81
BAC:USバンク・オブ・アメリカ1.80
ABBV:USアッヴィ1.78



情報元 )https://www.morningstar.com/etfs/arcx/vym/portfolio

米国株高配当ETFであるSPYDと比較すると、REITを除外しているため不動産セクターの比率が低いのが特徴です。

VYMは平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイディビデンド・イールド指数連動を目指しているため

時価総額と配当金の高い銘柄が組み入れられるます。

1年に1回のリバランスで、ポートフォリオの回転率を低くしているのが、他の四半期ごとにリバランスを行なっているETFと違う点です。

パフォーマンス

VYMの設定日が2006年と、ちょうどリーマンショックとコロナ影響をシミュレーションできるため、過去のパフォーマンスをPortfolio Visualizerで検証してみました。

ポートフォリオグロース

S&P500指数との連動を目指すETF SPY と比較してみます。

VYMPortfolioGrowth
VYMReturn

両方ともSP500で構成されているため、ほぼ、同じような動きをしていますが

2007年 リーマンショック時

  • 同じような下落率

2020年 コロナショック時

  • 「SPY」時価総額の加重平均 → IT関連銘柄などのウエイト高め
  • 「VYM」配当と時価総額で銘柄選定→金融、エネルギー関連ウエイト高め

コロナショック時には、IT関連は需要増で値上がり、その後NASDAQの値下がりでボラリティが高くなっています。

「配当金」か「トータルリターンか」の投資戦略もありますが、構成セクターの影響もシミュレーションしておくと良いようです。

年リターン推移

VYMtotalreturn

VYMの価格と配当利回り

VYMの価格チャートと、配当利回りの推移はこちらにまとめております。

実際にETFを購入するには?

証券会社の「定期買付」機能を使いこなして、ETFの積立でインデックス投資をする方法を下記の記事で紹介しています。

まとめ

米国株高配当ETFであるVYMを分析してみました。

平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイディビデンド・イールド指数連動を目指し、REITを除外しているのが特徴的でした。

それでも暴落時にはマイナスリターンとなるためリスクマネジメントが重要になってきます。

ご自身の投資戦略で、インカムゲインである「配当利回り」を重視するか、中長期的な資産形成で「トータルリターン」 を重視するかで、どのETFを選ぶと合うのか変わってくるかと思います。

※投資は自己責任でお願いいたします。

他の高配当ETF比較

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